Morris F-12
戻る
東京都にお住まいのH.E.さんからYAMAHA L-5とMorris F-12のリペアご依頼をいただきました。Morris F-12はフレット交換、弦周りのTUSQ化を行いました。
ピッチ調整~サドル作製
1.サウンドホールにチューナー、サドル位置にイントネーターを取り付けました。
2.すべてのフレットのピッチを確認していきます。ピッチがずれている場合は、イントネーターのサドルピーク位置を調整します。
3.サドル山位置を書き写していきます。
4.サドル溝に合わせてサドルスラブを切り出します。
5.サドルの底はフラットファイルで平面をつけていきます。
6.サドル溝にピッタリはまるように加工できました。
7.サドルの端も溝にピッタリはまっていることを確認します
8.ピッチ調整時に確認したサドル高をサドルに書き込んでいきます。
9.サドル高の切り出しを終えました。
10.サドル高を切り出したサドル上部にピーク位置を書き写します。
11.サドルピーク位置を削りだしていきます。
12.ブリッジピン穴加工を行います。まず、糸鋸で弦の導出口をサドル側へ引き寄せます。
13.さらにミニルーターで弦の導出角度をつけていきます。
14.ブリッジピン穴加工を終えました。
15.サドルを取り付けました。
16.完成したブリッジとサドルです。