YAMAHA LA-47
戻る私の友人であり、デュオユニットのパートナーである吉本順治さんにリペアの相談を受け挑戦することにしました。依頼改造ギターの第一号機です まず、オリジナルのペグが寿命でガタが来ていたのでGOTOH製に新調しました。その後、ナット、サドル、ブリッジピンをセットでTUSQに交換するとともに、フレットがかなりすり減っていましたので、すり合わせを行いました 吉本さんからのリペア後のレポートをいただきました。吉本さん、貴重なお時間をレポート作成に費やして頂き、本当にありがとうございました。
リペア前20年以上のシゴキ(?)に耐えたせいか、ペグはチューニングができないほど緩みがあり、フレットは平らになるほどすり減っていました そこでギター工房オデッセイに相談し、リペアをお願いすることにしました リペア後はペグのガタは全くなくなりストレスのないチューニングができるようになりました。TUSQ素材がなぜ良いのかということは自分にはうまく説明できませんが、私の使用している弦(ライトゲージ)にぴったりフィットするようナットの溝を削ってもらったことにより、遊びからくるビビリは全くなくなりました もともと6弦のバランスの良いギターで、サイドバックがインディアンローズウッドのため、中域よりのカラーでしたが、今回のリペアによりブライト感が増したのと、音の輪郭が強調されるようになりました 長い間使ってきたギターが、お蔵入りになるかと覚悟していましたが、リペアのおかげで現役に復活することができました。
ナット交換
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- 1.リペア前のネック周辺の様子です ナットは指板とネックから浮き上がっています
- 後ろがTUSQブロックです。
- 粗削り出しを終わった段階です。 この後サンドペーパで磨きをかけます。
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- 4.溝を掘る前のナットをネックに接着しました。
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- 5.ナットに慎重に溝を掘っていきます。後で微調整を行うため、少し高めで 止めておきます。
- 5.ナットに慎重に溝を掘っていきます。後で微調整を行うため、少し高めで 止めておきます。
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- 6.弦を張って弦高の微調整を行います。