Morris S-101
戻る兵庫県にお住まいのH.M.さんからMorris S-101の調整依頼をいただきました。購入されて間もないギターです
弦高が高く、弾きづらいので弦高調整を行うことにしました
オリジナルでナットとサドルにTUSQ素材が使用されていることもあり、パーツ削り出しは行わずにオリジナル素材の調整を行うことにしました
やはり工場出荷時のギターは、購入者側で微調整を行うことを前提としていることを再確認しました
調整後はとても弾きやすいギターになりました。
弦待避~ブリッジピン穴加工
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- 1. ブリッジピン側のみ弦をはずします。ネック側はカポタストで
- 1. ブリッジピン側のみ弦をはずします。ネック側はカポタストで
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- 2. 糸鋸の刃をブリッジピン穴に挿入し、ブリッジに弦導出溝を掘っていきます。
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- 3. 導出溝をミニルーターでなぞり、溝を太く、かつスムーズに
- 3. 導出溝をミニルーターでなぞり、溝を太く、かつスムーズに
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- 4. ブリッジピン穴加工のゴミを掃除しています。
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- 5. ブリッジピン穴加工が完了しました。
サドル高調整
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- 1. 取り外したオリジナルサドルです
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- 2. 全体にナット高を2mm低下させるようにケガキ線を入れました。
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- 3. 調整済みサドルを装着完了です。
ナット調整
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- 1. ナット弦溝を徐々に深く削っていきます。
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- 2. 弦高調整完了です。