木曽鈴木 W-180
戻る和歌山県にお住まいのT.M.さんから木曽鈴木 W-180、Gibson Hummingbrid、K.Yairi J-200のリペアご依頼をいただき、ブリッジ交換、フレット交換を含むトータルリペアを行いました。(W-180以外は軽微なリペアでしたのでホームページ掲載は割愛させていただきました)。
ブリッジ交換(新規作製)
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- 1.オリジナルブリッジです。
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- 2.割れが見られますので新しいブリッジと交換します。
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- 3.ブリッジを暖めて取り外しますので、周囲を輻射熱から保護します。
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- 4.ラバーヒーターでブリッジを暖めます。
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- 5.ブリッジの温度をモニタしながら暖めます。
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- 6.接着面が暖まったところでナイフを挿入していきます。
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- 7.ゆっくりとナイフを挿入していきます。
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- 8.ブリッジが取り外せました。
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- ブリッジ取り外しの様子です。
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- 9.ローズウッド材から新しいブリッジを削り出します。
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- 10.周囲外形を切り出しました。
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- 11.両サイドのスロープを加工しました。
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- 12.オリジナルと同じ位置にブリッジピン穴を空けました。
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- 13.上面にアールを付けていきます。
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- 14.ピン穴縁にスロープを入れました。
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- 15.トップ板接着面を軽くサンディングします。
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- 16.再接着の準備が整いました。
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- 17.湯煎したニカワを接着面に塗っていきます。
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- 18.ブリッジをそっと載せます。
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- ブリッジ再接着の様子です。
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- 19.クランプ後溢れたニカワを拭き取ります。
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- 20.周囲のマスキングテープを取り外します。
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- 21.このまま固着を待ちましょう。
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- 22.固着完了したブリッジです。引き続いてサドル溝加工を行いましょう。
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- 23.サドル溝位置記録用のマスキングテープを貼りました。
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- 24.弦を張ってピッチ調整を行い、サドル山位置を確定します。
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- 25.確定したサドル山位置をマスキングテープに記録していきます。
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- 26.サドル山位置からサドル溝位置を確定しました。
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- 27.それらを別々に記録しておきます。
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- 28.サドル溝加工ジグを取り付けました。
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- 29.ジグの位置微調整を行っています。
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- 30.サドル溝を掘っています。
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- サドル溝加工の様子です。
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- 31.マスキングテープを剥がします。
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- 32.次はサドル作製工程に進みましょう。
フレット交換
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- 1.フレットを抜いていきましょう。はんだごてでフレットを暖めながらゆっくり抜いていきます。
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- 2.フィンガーボードを傷つけないように最後までゆっくりと抜いていきます。
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- フレットを抜いている様子です。
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- 3.フィンガーボードの平面性を確認します。
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- 4.軽くサンディングします。
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- 5.フレット溝の中のゴミ類を削り出します。このときもフレット溝エッジを傷つけないように注意します。
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- 6.ここでフィンガーボードをクリーニングします。
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- 7.フレットプレスの準備が整いました。
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- 8.フレットベンダーでフレットにアールをつけていきます。
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- 9.フィンガーボードの湾曲度(アール)を計測します。
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- 10.第一のフレットプレス・ジグです。
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- 11.アールにあった先端ビットをジグのプレス部に固定します。
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- 12.フレットをフィンガーボード幅よりも少し大きめに切り取ります。
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- 13.ジグをサウンドホールから入れていきます。
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- 14.ハンドルを回してフレットをプレスします。
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- 15.ボディとネックの接合部分付近まで、この要領でプレスを進めていきます。
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- 16.2つ目のジグはこのように固定します。
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- 17.ネジを締めてフレットをプレスしていきます。
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- 18.順にプレスを進めていきます。
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- 19.3つ目のジグで残りのフレットをプレスしていきます。
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- 20.すべてのフレット打ち込みが終わりました。
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- フレットをプレスしている様子です。
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- 21.打ち込み終わったフレットの端は飛び出ています。
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- 22.飛び出した部分をカットします。このとき切れ端が行方不明にならないように指先で受けます。
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- 23.カットしたフレット端です。
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- 24.カットしたフレット片は失わないように一カ所にまとめておきます。
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- 25.専用のヤスリを使ってフレット端を整形します。
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- 26.1弦側のフレット端も同じように整形します。
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- フレット端を整形している様子です。
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- 27.整形されたフレット端です。
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- 28.さらにフレット・エンド・ドレッシング・ファイルでバリを取っていきます。
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- 29.引き続いてフレットすりあわせを行いましょう。マスキングテープでフィンガーボードを保護します。
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- 30.ボディもアクリル板でカバーしました。
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- 31.直定規を乗せて、フレット山が凹んでいる箇所にマークを入れます。
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- 32.マークされた部分を中心にフラットファイルでサンディングします。
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- 33.平らになったフレット山を専用のヤスリで丸くしていきます。
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- 34.紙ヤスリ(#400)で粗研磨します。
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- 35.さらにスチール・ウールで研磨を進めます。
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- 36.最後はコンパウンドで磨き上げます。
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- 37.プロテクタ類を外しましょう。
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- 38.ピカピカのフレットになりました。
ブリッジプレート・リペア
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- 1.ボディ内部ブリッジの裏側に取り付けられているブリッジプレートです。弦のエンドポールが食い込んでしまう状態になっています。
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- 2.メイプル材からブリッジプレート・リペアのためのプラグを切り出します。
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- 埋木プラグを切り出している様子です。
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- 3.完全に切り離さず、ぎりぎりのところで固定させておき、位置決めのためにポンチで凹みを入れています。
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- 4.プラグの中央に小穴を開けるためにプラグ中央にポンチで凹みを入れます。
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- 5.小穴があいたプラグです。まだ、メイプル材に固定されています。
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- 6.切り出し終えたプラグたちです。
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- 7.プラグの裏側には木目がわかるように線を入れておきます。
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- 8.このカッタージグを使用して、ブリッジプレートの凹み加工を行います。
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- 9.プレートの凹み加工を行います。
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- 10.ボディ内でカッターはこのようにブリッジプレートと接触しています。
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- 11.1弦の凹み加工を終えたブリッジプレートです。
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- 12.1、3、5弦の凹み加工が終わった様子です。
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- 13.マスキングテープの粘着面を外側にしてプラグを半固定します。
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- 14.タイトボンドをプラグにつけて、小ネジを中央の穴にねじ込みます(この小ネジも半固定状態です)。
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- 15.半固定状態でプラグをそっとブリッジプレートの下に運んでいきます。
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- 16.1弦のプレート凹み部分にプラグを接着しました。小ネジは少し引き上げてプラグを固定した後、緩めとります。
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- 17.1,3,5弦のプラグ固定が終わりました。このとき木目方向を確認しておきます。
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- 18.ワックスペーパーと当て木を挟んでマグネットクランプした後、固着を待ちます。
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- 19.1,3,5弦のプラグ固着後、同じように2,4,6弦のプラグ接着を行います。
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- 20.6弦すべてのプラグ接着を終えました。
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- 21.固着したプラグにブリッジピン穴を開けます。プレート側に当て木を当てて一つずつ開けていきます。
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- 22.クランプを避けるように長いドリルビットを使用します。
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- ブリッジピン穴を空けている様子です。
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- 23.プラグにブリッジピン穴を開けました。
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- 24. 弦を張りました。エンドポールがプレートの上にしっかり固定されています。
ナット交換
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- 1. ナットは外れていました。古い接着剤の跡が残っています。
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- 2.ナット溝のクリーニングを行います。古い接着剤と汚れを削り取っていきます。
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- 3.クリーニング完了したナット溝です。
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- 4.ネック幅に合わせてナットスラブを切り出します。
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- 5.フラットファイルを使ってナットの平面を削り出します。
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- 6.ナット溝にピッタリはまるようになりました。
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- 7.1弦側からもナットの密着を確認します。
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- 8.逆光を利用すると密着度の確認が効率的に行えます。
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- 9.ナットのサイドもこの段階で面取り加工しておきます。
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- 10.目視および指で触ってネック、フィンガーボードと段差のないことを確認しておきます。
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- 11.フレットの高さに合わせてケガキ線を入れました。
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- 12.ナット上部をカットしました。
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- 13.ヘッド側に放物曲面を削り込んでいきます。
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- 14.ナットらしくなってきました。
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- 15.フィンガーボード幅から弦溝位置を読みとります。
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- 16.弦溝位置を新しいナットに書き込みます。
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- 17.弦溝を専用のヤスリで彫り込んでいきます。
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- 18.弦高調整前のナットです。
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- 19.弦を張って弦高調整を行います。2フレットを指で押さえて1フレットと弦の隙間がギリギリに下がるまでナット高を下げます。
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- 20.ストリングリフターで弦を待避させて、ナット溝を徐々に下げていきます。
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- 21.ナット高調整前の弦溝です。
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- 22.弦高調整後のナット弦溝です。
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- 23.他の弦も同じ要領で調整しました。弦高調整後のナットです。
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- 24.ナットと弦の接触面積と角度を最適化することによってギターの音色は大きく変わります。
サドル作製
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- 1.サウンドホールにチューナー、サドル位置にイントネーターを取り付けました。
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- 2.すべてのフレットのピッチを確認していきます。ピッチがずれている場合は、イントネーターのサドルピーク位置を調整します。
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- 3.サドル山位置を書き写していきます。
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- 4.サドル溝に合わせてサドルスラブを切り出します。
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- 5.サドルの底はフラットファイルで平面をつけていきます。
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- 6.サドル溝にピッタリはまるように加工できました。
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- 7.サドルの端も溝にピッタリはまっていることを確認します。
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- 8.ピッチ調整時に確認したサドル高をサドルに書き込んでいきます。
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- 9.サドル高の切り出しを終えました。
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- 10.サドル上部にピーク位置を書き写します。
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- 11.サドルピーク位置を削りだしていきます。
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- 12.ブリッジピン穴加工を行います。まず、糸鋸で弦の導出口をサドル側へ引き寄せます。
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- 13.さらにミニルーターで弦の導出角度をつけていきます。
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- 14.ブリッジピン穴加工を終えました。
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- 15.サドルを取り付けました。
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- 16.完成したオフセットサドルとブリッジです。
ピックガード交換
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- 1.オリジナル・ピックガードです。
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- 2.ナイフを使って剥がしていきます。
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- 3.トップ板を傷つけいないようにゆっくりと進めていきます。
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- 4.取り外せました。
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- 5.粘着材が分厚く残っています。
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- 6.TOR-TIS素材を少し大きめに切り出しました。
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- お湯をかけながらTOR-TIS素材をカットしている様子です。
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- 7.オリジナルととTOR-TIS素材を仮付けしました。
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- 8.周囲を削っていきます。
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- 9.TOR-TIS素材は常温では堅くなり、割れやすいので慎重に作業を進めていきます。
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- 10.削り出しを終えました。
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- 11.両面接着シートをピックガードに貼って、はみ出た部分をカットします。
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- 12.位置決めしています。
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- 13.ピックガード交換完了です。
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- 14.ギターの表情が変わりました。