YAMAHA APX
戻る長野県にお住まいのY.K.さんからYAMAHA APXのリペアご依頼をいただきました。約20年前にカスタムメードされたギターですが、バックボードインレイ除去、フィンガーボード切削、ポジションマーク入れ替え、弦周りのリペアを含むトータルリペアを行いました リペア後のギターを受け取られて、Y.K.さんから暖かいメッセージが届きました。
無事ギターが届きました。ありがとうございました
20年ぶりに蘇ったギターでやっとあの時オーダーして良かったと思えるようになりました
カスタムオーダーでは叶わなかったポジションマークや指板のデザイン等これで念願叶いました
大切に使いたいと思います
エレアコなので生音は違いが少ないと思っていましたがだいぶ変わりました。響きというか音の伸びがすごく良くなりました。ギブソンJ45を愛用していましたがギブソンが雑な音に感じるくらいです
本当にありがとうございました。
Y.K.さん、ギター無事到着のご連絡とともに、早速の暖かいメッセージをいただき、誠にありがとうございました
今回のリペアではギターの印象を大きく変えるメニューを施させていただいたのですが、
「20年間買った事をずっと後悔してましたが理想のデザインと素晴らしい音色になりそうだという事で凄く楽しみです。」
という、Y.K.さんの言葉をかみしめながら、「蘇れ!APX!」と思いを込めて作業を進めさせていただいた次第です
リペア後のギターにご満足いただけて、私もホッと安心するとともに、とてもうれしい気持ちでいっぱいです
これからも蘇ったギターと一緒にすばらしいギターライフをお送りください
この度は弊工房にリペアのご依頼をいただき、本当にありがとうございました
重ねてお礼を申し上げますとともに、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
フィンガーボード切削加工
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- 1.オリジナル・フィンガーボードです。
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- 2.サウンドホール側に飛び出た部分を切削除去します。
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- 3.フレットを抜き取りました。
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- 4.バインディングはオリジナルのものを再利用します。
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- 5.バインディングを取り除いた状態です。
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- 6.のこぎりで飛び出た部分を切り取ります。
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- 7.さらにルーターでサウンドホール縁にフィンガーボード縁を整形しました。
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- 8.オリジナル・バインディングを再加工しましょう。
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- フィンガーボードを切削、切り跡を整形している様子です。
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- 9.ベンディング・ヒーターを使ってサウンドホール形状に加工していきます。
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- 10.バインディング・アール加工ができました。
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- オリジナル・バインディングを加工後のフィンガーボード形状にベンディングしている様子です。
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- 11.長さを調整してフィンガーボードに接着します。クランプで固定して固着を待ちます。
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- 12.フィンガーボードとバインディングをサウンドホール形状に加工できました。
ポジションマーク入れ替え
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- 1.オリジナル・ポジションマークです。
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- 2.すべてのポジションマークを「桜」形状のホワイトパールに入れ替えます。
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- 3.フレットを抜き取りました。
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- 4.ミニルーターを使ってポジションマークを取り除き、同時に新しいポジションマークが封入できる大きさの凹み加工を行います。
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- オリジナル・ポジション・マークを除去している様子です。
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- 5.新しいマークを接着しました。
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- 6.隙間部分をエボニーペーストで埋めた後、固着を待って、フィンガーボードのアールにあったブロックでファイリングします。
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- 7.入れ替えを終えたフィンガーボードです。
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- 8.ハイフレット部も入れ替えを終えました。
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- 9.フィンガーボード加工完了です。
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- 10.こちらはオリジナル・ブリッジです。
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- 11.両端に「桜」インレイを封入しました。
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- 12.加工後のブリッジです。
バックボード・インレイ除去
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- 1.バックボード下部分に大きくインレイ加工がされています。
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- 2.木地にパール素材が貼られた後、塗装が行われています。
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- 3.左側は塗装面を加工した後、ステインニングされています。
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- 4.塗装をはがした後、パール素材を削り取っていきます。
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- 5.除去途中のバックボードです。
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- 6.非常に堅いパール素材ですので、根気強く削り取っていきます。
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- バックボード・インレイを除去している様子です。
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- 7.すべてのインレイを除去できました。
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- 8.こちらは塗装をサンディング除去していきます。
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- 9.徐々にサンディングを進めていきます。
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- 10.木地には到達しないようにギリギリのところで止めます。
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- 11.装飾を除去できましたので、塗装を始めます。
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- 12.クリアラッカーを除去部分に乗せていきます。
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- 13.塗装を終えました。
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- 14.補修跡はほとんど目立たなくなりました。
トップ板タッチアップ
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- 1.トップ板に大きな打痕跡があります。
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- 2.2カ所大きな傷があります。
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- 3.白化した塗装部分を削り取っていきます。
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- 4.その上にクリアラッカーを乗せていきます。
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- 5.補修跡です。
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- 6.ほとんど補修跡は目立たなくなりました。
フレット交換
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- 1.フレットを抜いていきましょう。はんだごてでフレットを暖めながらゆっくり抜いていきます。
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- 2.フィンガーボードを傷つけないように最後までゆっくりと抜いていきます。
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- フレットを抜いている様子です。
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- 3.フィンガーボードの平面性を確認します。
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- 4.軽くサンディングします。
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- 5.フレット溝の中のゴミ類を削り出します。このときもフレット溝エッジを傷つけないように注意します。
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- 6.フィンガーボードをクリーニングします。
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- 7.フレットプレスの準備が整いました。
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- 8.フィンガーボードの湾曲度(アール)を計測します。
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- 9.フレットベンダーでフレットにアールをつけていきます。
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- 10.フレットをフィンガーボード幅よりも少し大きめに切り取ります。
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- 11.タングニッパでタング部をカットします。
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- 12.タング部処理を終えたフレット端です。
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- 13.第一のフレットプレス・ジグです。
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- 14.アールにあった先端ビットをジグのプレス部に固定します。
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- 15.ジグをサウンドホールから入れていきます。
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- 16.ハンドルを回してフレットをプレスします。
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- 17.ボディとネックの接合部分付近まで、この要領でプレスを進めていきます。
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- 18.2つ目のジグはこのように固定します。
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- 19.ネジを締めてフレットをプレスしていきます。
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- 20.順にプレスを進めていきます。
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- 21.3つ目のジグで残りのフレットをプレスしていきます。
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- 22.すべてのフレット打ち込みが終わりました。
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- フレットプレスの様子です。
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- 23.打ち込み終わったフレットの端は飛び出ています。
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- 24.飛び出した部分をカットします。このとき切れ端が行方不明にならないように指先で受けます。
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- 25.カットしたフレット端です。
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- 26.カットしたフレット片は失わないように一カ所にまとめておきます。
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- 27.専用のヤスリを使ってフレット端を整形します。
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- 28.1弦側のフレット端も同じように整形します
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- フレット端整形の様子です。
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- 29.整形されたフレット端です。
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- 30.さらにフレット・エンド・ドレッシング・ファイルでバリを取っていきます。
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- 31.引き続いてフレットすりあわせを行いましょう。マスキングテープでフィンガーボードを保護します。
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- 32.ボディもアクリル板でカバーしました。
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- 33.直定規を乗せて、フレット山が凹んでいる箇所にマークを入れます。
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- 34.マークされた部分を中心にフラットファイルでサンディングします。
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- 33.平らになったフレット山を専用のヤスリで丸くしていきます。
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- 34.紙ヤスリ(#400)で粗研磨します。
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- 35.さらにスチールウールで研磨を進めます。
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- 36.最後はコンパウンドで磨き上げます。
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- 37.プロテクタ類を外しましょう。
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- 38.ピカピカのフレットになりました。
ナット交換
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- 1.オリジナルナットです。
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- 2.ナットはすでに外れていました。
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- 3. ナットを取り外したナット溝です。古い接着剤の跡が薄く残っています。
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- 4.ナット溝のクリーニングを行います。古い接着剤と汚れを削り取っていきます。
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- 5.クリーニング完了したナット溝です。
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- 6.ネック幅に合わせてナットスラブを切り出します。
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- 7.フラットファイルを使ってナットの平面を削り出します。
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- 8.ナット溝にピッタリはまるようになりました。
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- 9.1弦側からもナットの密着を確認します。
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- 10.逆光を利用すると密着度の確認が効率的に行えます。
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- 11.ナットのサイドもこの段階で面取り加工しておきます。
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- 12.目視および指で触ってネック、フィンガーボードと段差のないことを確認しておきます。
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- 13.フレットの高さに合わせてケガキ線を入れます。
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- 14.ナット上部を切り取りました。
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- 15.ヘッド側に放物曲面を削り込んでいきます。
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- 16.ナットらしくなってきました。
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- 17.目標の弦溝位置を読みとります。(1弦と6弦の位置で他の弦の位置が決まります)
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- 18.弦溝位置を新しいナットに書き込みます。
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- 19.弦溝を専用のヤスリで彫り込んでいきます。
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- 20.弦高調整前のナットです。
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- 21.弦を張って弦高調整を行います。2フレットを指で押さえて1フレットと弦の隙間がギリギリに下がるまでナット高を下げます。
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- 22.ストリングリフターで弦を待避させて、ナット溝を徐々に下げていきます。
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- 23.ナット高調整前の弦溝です。
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- 24.弦高調整後のナット弦溝です。
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- 25.他の弦も同じ要領で調整しました。弦高調整後のナットです。
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- 26.ナットと弦の接触面積と角度を最適化することによってギターの音色は大きく変わります。
ピッチ調整~サドル作製
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- 1.サウンドホールにチューナー、サドル位置にイントネーターを取り付けました。
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- 2.すべてのフレットのピッチを確認していきます。ピッチがずれている場合は、イントネーターのサドルピーク位置を調整します。
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- 3.サドル山位置を書き写していきます。
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- 4.サドル溝に合わせてサドルスラブを切り出します。
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- 5.サドルの底はフラットファイルで平面をつけていきます。
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- 6.サドル溝にピッタリはまるように加工できました。
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- 7.サドルの端も溝にピッタリはまっていることを確認します。
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- 8.ピッチ調整時に確認したサドル高をサドルに書き込んでいきます。
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- 9.サドル高の切り出しを終えました。
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- 10.サドル上部にピーク位置を書き写します。
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- 11.サドルピーク位置を削りだしていきます。
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- 12.ブリッジピン穴加工を行います。まず、糸鋸で弦の導出口をサドル側へ引き寄せます。
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- 13.さらにミニルーターで弦の導出角度をつけていきます。
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- 14.ブリッジピン穴加工を終えました。
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- 15.サドルを取り付けました。
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- 16.完成したブリッジとサドルです。