Gibson J-160E
戻る神奈川県にお住まいのM.Y.さんからGibson J-160Eのリペアご依頼をいただきました。外観上の改造リペアとして、アジャスタブルブリッジの作製・交換、ピンジャック位置移動とともにフレット交換、ナット交換を行いました リペア後のギターを受け取られて、とても暖かいメッセージが届きました。
ギター工房オデッセイ 樋口様
この度は、J160Eのリペアーをしていただき、ありがとうございました
樋口さんの熟練した仕事が僕のギターにそそぎこまれた感じです
アジャスタブルブリッジにしていただき、以前の音に比べジャカジャカという音が横に流れる感じが心地よくて気にいりました。あと、樋口さんからフレット交換を勧められて、少し迷ったんですが、やはりお願いしてよかったです(#^.^#)
バレーコードでの音5フレットのA 7フレットのBの音やセブンスコードに変換した音がはっきり出てきもちがいいです
このリペアーという機会をいただいたおかげで、J160Eを、また大事に弾きこんでいこうと決心がつきました
他のギターも樋口さんにお願いしたいと思っておりますので今後もよろしくおねがいします
M.Y.
M.Y.さん、早速の暖かいメッセージをいただき、誠にありがとうございました
今回、ギターリペアを進めていく中で、ご相談をさせていただく時々にM.Y.さんのギターへの並々ならぬ大きな思い入れを感じました
アジャスタブル・サドルは音響特性的には優位性が少ないのですが、ブリッジのサドル溝加工を行う際に、できる限りサドルとの隙間が少なくなるようにして、弦の振動伝搬が有効になるように工夫しました
リペア後のギターにご満足いただけて、私もとても嬉しい気持ちで一杯です
一番喜んでいるのは手にされる機会が増えたJ-160Eではないでしょうか?(笑)
これからも素晴らしいギターライフをお送りください
この度は弊工房にリペアのご依頼をいただき、本当にありがとうございました
重ねてお礼を申し上げますとともに、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
ブリッジ交換(新規作製)
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- 1.オリジナルブリッジです。
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- 2.アジャスタブルサドル対応ブリッジへ交換します。
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- 3.ラバーヒーターです。
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- 4.当て木と一緒にクランプしました。
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- 5.温度をモニタしながら徐々に温度を上げていき、接着面が緩むまで待ちます。
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- 6.接着面にナイフを挿入していきます。
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- 7.少しずつナイフを進めていきます。
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- 8.ブリッジが外れました。
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- ブリッジ取り外しの様子です。
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- 9.ローズウッド・ブランクです。ブリッジを削り出していきましょう。
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- 10.外周を切り出しました
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- 11.アジャスタブル・サドル・スロットを切り出しました。
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- 12.アジャスタブル・サドルがピッタリ入ることを確認しています。
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- 13.ブリッジピン穴を空けました。
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- 14.さらに両サイドのスロープを削り出しました。
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- 15.上下の丸みをつけました。
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- 16.次にトップ板をアジャスタブル・サドル対応に加工します。サドル固定用ボルト穴を空けています。
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- 17.エッジ外形です。
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- 18.エッジをルーティングしました。
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- 19.サドル固定用ボルトを取り付けました。
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- 20.サドルを取り付けて固定されることを確認しています。
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- 21.ブリッジを置いてみてました。ゴールの姿が見えてきました。
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- 22.ピン穴の傾斜加工と固定用ボルト穴も空けて、丸インレイが入ることを確認しました。
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- 23.オリジナル・ブリッジと比較するとオーバーサイズになっていることがわかります。
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- 24.新しいブリッジ削り出しを終えました。接着を行いましょう。
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- 25.接着面周囲をマスキングテープで保護し、湯煎したニカワを接着面に塗ります。
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- 26.そっとブリッジを乗せます。
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- ブリッジ再接着の様子です。
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- 27.クランプしています。
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- 28.クランプで溢れたニカワを拭き取っていきます。
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- 29.マスキングテープを剥がします。
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- 30.このまま固着を待ちます。
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- 31.固着後、ブリッジ固定用のボルトとインレイを取り付けました。
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- 32.ブリッジピン穴加工を行います。まず鋸で弦の導出溝を切り込みます。
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- 33.さらにミニルーターで弦の導出角度をつけていきます。
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- 34.ピン穴加工を終えたブリッジです。
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- 35.アジャスタブル・サドルを取り付けました。
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- 36.完成したブリッジです。
ブリッジプレート・リペア
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- 1.ボディ内部ブリッジの裏側に取り付けられているブリッジプレートです。アジャスタブルサドル化により、ブリッジピン位置が移動しますのでオリジナルピン穴を埋木します。
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- 2.シールド用プレートが取り付けられています。
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- 3.プレートを取り外しました。
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- 4.メイプル材からブリッジプレート・リペアのためのプラグを切り出します。
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- 埋木用プラグを切り出している様子です。
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- 5.完全に切り離さず、ぎりぎりのところで固定させておきます。
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- 6.プラグの中央に小穴を開けます。位置決めのためにポンチで凹みを入れています。
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- 7.小穴があいたプラグです。まだ材に固定されています。
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- 8.切り出し終えたプラグたちです。プラグの裏側には木目がわかるように線を入れておきます。
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- 9.プラグの裏側には木目がわかるように線を入れておきます。
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- 10.このカッタージグを使用して、ブリッジプレートの凹み加工を行います。
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- 11.ブリッジ表面のハンドルを回して、カッターを回転させ、ブリッジプレートの凹み加工を行います。
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- 12.ボディ内でカッターはこのようにブリッジプレートと接触しています。
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- 13.1弦の凹み加工を終えたブリッジプレートです。
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- 14.同様にして3,5弦の凹み加工も行いました。
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- 15.マスキングテープの粘着面を外側にしてプラグを半固定します。
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- 16.タイトボンドをプラグにつけて、小ネジを中央の穴にねじ込みます(この小ネジも半固定状態です)。
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- 17.半固定状態でプラグをそっとブリッジプレートの下に運んでいきます。
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- 18.1弦のプレート凹み部分にプラグを接着しました。小ネジは少し引き上げてプラグを固定した後、緩めとります。
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- 19.1,3,5弦のプラグ固定が終わりました。このとき木目方向を確認しておきます。
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- 20.アクリル板を挟んでマグネットクランプした後、固着を待ちます。
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- 21.1,3,5弦のプラグ固着後、同じように2,4,6弦のプラグ接着を行います。
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- 22.6弦すべてのプラグ接着を終えました。
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- 23.固着したプラグにブリッジピン穴を開けます。プレート側に当て木を当てて一つずつ開けていきます。
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- 24.クランプを避けるように長いドリルビットを使用します。
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- ブリッジピン穴を空けている様子です。
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- 25.プラグにブリッジピン穴を開けました。
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- 26.弦を張りました。エンドポールがプレートの上にしっかり固定されています。
フレット交換
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- 1.フレットを抜いていきましょう。はんだごてでフレットを暖めながらゆっくり抜いていきます。
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- 2.フィンガーボードを傷つけないように最後までゆっくりと抜いていきます。
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- フレットを抜いている様子です。
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- 3.フィンガーボードの平面性を確認します。
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- 4.軽くサンディングします。
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- 5.フレット溝の中のゴミ類を削り出します。このときもフレット溝エッジを傷つけないように注意します。
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- 6.フィンガーボードをクリーニングします。
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- 7.フレットプレスの準備が整いました。
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- 8.ボディ裏にはピックアップが固定されていますので、ボディ上部はフレット打ち込みを行います。
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- 9.フレットベンダーでフレットにアールをつけていきます。
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- 10.フレットをフィンガーボード幅よりも少し大きめに切り取ります。
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- 11.タングニッパでタング部をカットします。
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- 12.タング部処理を終えたフレット端です。
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- 13.ボディ内部はジャッキで補強しておき、フレット両側を打ち込んでいきます。
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- 14.さらに中央を打ち込みます。
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- 15.ボディとネックの接合部分付近まで、この要領で打ち込みを進めていきます。
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- 16.プレスジグはこのように固定します。
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- 17.ネジを締めてフレットをプレスしていきます。
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- 18.順にプレスを進めていきます。
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- 19.3つ目のジグで残りのフレットをプレスしていきます。
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- 20.すべてのフレット打ち込みが終わりました。
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- フレットプレスの様子です。
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- 21.打ち込み終わったフレットの端は飛び出ています。
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- 22.飛び出した部分をカットします。このとき切れ端が行方不明にならないように指先で受けます。
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- 23.カットしたフレット端です。
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- 24.カットしたフレット片は失わないように一カ所にまとめておきます。
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- 25.専用のヤスリを使ってフレット端を整形します。
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- 26.1弦側のフレット端も同じように整形します
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- フレット端整形の様子です。
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- 27.整形されたフレット端です。
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- 28.さらにフレット・エンド・ドレッシング・ファイルでバリを取っていきます。
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- 29.引き続いてフレットすりあわせを行いましょう。マスキングテープでフィンガーボードを保護します。
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- 30.ボディもアクリル板でカバーしました。
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- 31.直定規を乗せて、フレット山が凹んでいる箇所にマークを入れます。
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- 32.マークされた部分を中心にフラットファイルでサンディングします。
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- 33.平らになったフレット山を専用のヤスリで丸くしていきます。
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- 34.紙ヤスリ(#400)で粗研磨します。
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- 35.さらにスチールウールで研磨を進めます。
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- 36.最後はコンパウンドで磨き上げます。
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- 37.プロテクタ類を外しましょう。
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- 38.ピカピカのフレットになりました。
ナット交換
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- 1. オリジナルナットです。
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- 2.当て木を当ててコンとたたいて外します。
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- ナット取り外しの様子です。
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- 3. ナットを取り外したナット溝です。古い接着剤の跡が薄く残っています。
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- 4.ナット溝のクリーニングを行います。古い接着剤と汚れを削り取っていきます。
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- 5.クリーニング完了したナット溝です。
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- 6.ネック幅に合わせてナットスラブを切り出します。
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- 7.フラットファイルを使ってナットの平面を削り出します。
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- 8.ナット溝にピッタリはまるようになりました。
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- 9.1弦側からもナットの密着を確認します。
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- 10.逆光を利用すると密着度の確認が効率的に行えます。
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- 11.ナットのサイドもこの段階で面取り加工しておきます。
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- 12.目視および指で触ってネック、フィンガーボードと段差のないことを確認しておきます。
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- 13.フレットの高さに合わせてケガキ線を入れます。
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- 14.ナット上部を切り取りました。
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- 15.ヘッド側に放物曲面を削り込んでいきます。
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- 16.ナットらしくなってきました。
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- 17.目標の弦溝位置を読みとります。(1弦と6弦の位置で他の弦の位置が決まります)
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- 18.弦溝位置を新しいナットに書き込みます。
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- 19.弦溝を専用のヤスリで彫り込んでいきます。
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- 20.弦高調整前のナットです。
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- 21.弦を張って弦高調整を行います。2フレットを指で押さえて1フレットと弦の隙間がギリギリに下がるまでナット高を下げます。
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- 22.ストリングリフターで弦を待避させて、ナット溝を徐々に下げていきます。
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- 23.ナット高調整前の弦溝です。
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- 24.弦高調整後のナット弦溝です。
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- 25.他の弦も同じ要領で調整しました。弦高調整後のナットです。
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- 26.ナットと弦の接触面積と角度を最適化することによってギターの音色は大きく変わります。
ジャック位置移動
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- 1.オリジナル・ピンジャックです。ボディエンド部に取り付けられています。
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- 2.ジャックを取り外しました。
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- 3.エンドピンはホワイトに替えました。
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- 4.ジャックは右サイド下部に移動して固定しました。