Martin D-45
戻る大阪府にお住まいのM.I.さんからMartin D-45のリペアご依頼をいただきブリッジ脱着、フレットすりあわせなどを含むトータルリペアを行いました リペア後のギターを受け取られて、M.I.さんからとても温かいメッセージが届きました。
ギター工房オデッセイ 樋口英之 様
三男坊Martin D-45の修理、有難うございました。どれだけ立ち直ったのかワクワクで音出ししました。すっかりと元気になって帰って来ました
流石、匠の技だと感心いたしました
次男坊yamaki R-100、四男坊Morris TF-825共々元気でいい音を奏でています
年内中は何かとお忙しそうなので、来年には、長男坊のMartin D-75が元気が無いので、一度見てやって下さい
はっきりとした原因が見当たらないのですが・・・
宜しくお願い致します
今回は、本当に有難うございました
大阪のドラ息子を持つ親より。
M.I.さん、早速の暖かいメッセージをいただき、誠にありがとうございました
リペア前のギター試奏では「えっ!これがD-45?」という音色でしたが、ブリッジ浮き、ブレイシング剥がれなど、音響特性に関わる不具合点がありましたので、おそらくリペアによる改善は期待できるのではないか、と思いつつも、果たしてどこまで本来のD-45の音色を取り戻せるか、という不安とともにリペアを行わせていただきました
リペア後はそんな不安を吹き飛ばすかのような、ボリューム、サステイン、音域全てがD-45の音色となって、蘇った音色で試奏を楽しませていただきました
リペア後のギターにご満足いただけて、私もとても嬉しい気持ちでいっぱいです
これからもギター兄弟みんなと一緒に素晴らしいギターライフをお送りください
次回、長男D-75を拝見することを楽しみにしております
少し早いですが、良いお年をお迎えください
この度は弊工房にリペアのご依頼をいただき、本当にありがとうございました
重ねてお礼を申し上げますとともに、今後とも何卒よろしくお願いいたします。
ブリッジ脱着
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- 1.オリジナルブリッジです。
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- 2.浮きが見られますので一旦取り外して再接着します。
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- 3.ラバーヒーターです。
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- 4.ヒーターをクランプしました。
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- 5.温度をモニタしながら徐々に温度を上げていき、接着面が緩むのを待ちます。
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- 6.接着面が暖まったところでナイフを挿入して行きます。
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- 7.慎重にナイフを進めていきます。
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- 8.ブリッジが外れました。
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- ブリッジ取り外しの様子です
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- 別角度からの様子です
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- 9.塗装がブリッジ接着面の内側深くまで入ってきています。
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- 10.トップ板木地をできるだけ広くとれるように接着面内塗装を剥がしました。
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- 11.接着面をクリーニングします。
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- 12.接着を行いましょう。
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- 13.接着面周囲をマスキングテープで保護しました。
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- 14.湯煎したニカワを接着面に塗ります。
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- 15.接着面全体に薄く塗っていきます。
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- 16.そっとブリッジを乗せます。
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- 17.クランプしています。
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- 18.クランプで溢れたニカワを拭き取っていきます。
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- ブリッジ再接合の様子です
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- 別角度からの様子です
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- 19.マスキングテープを剥がします。
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- 20.このまま固着を待ちます。
フレットすりあわせ
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- 1.マスキングテープでフィンガーボードを保護します。
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- 2.ボディもアクリル板でカバーしました。
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- 3.直定規を乗せて、フレット山が凹んでいる箇所にマークを入れます。
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- 4.マークされた部分を中心にフラットファイルでサンディングします。
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- 5.平らになったフレット山を専用のヤスリで丸くしていきます。
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- 6.紙ヤスリ(#400)で粗研磨します。
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- 7.さらにスチールウールで研磨を進めます。
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- 8.最後はコンパウンドで磨き上げます。
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- 9.プロテクタ類を外しましょう。
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- 10.ピカピカのフレットになりました。
ナット交換
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- 1. オリジナルナットです。
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- 2.当て木を当ててコンとたたいた後スライドして取り外します。
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- ナット取り外しの様子です
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- 3. ナットを取り外したナット溝です。古い接着剤の跡が薄く残っています。
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- 4.ナット溝のクリーニングを行います。古い接着剤と汚れを削り取っていきます。
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- 5.クリーニング完了したナット溝です。
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- 6.ネック幅に合わせてナットスラブを切り出します。
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- 7.フラットファイルを使ってナットの平面を削り出します。
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- 8.ナット溝にピッタリはまるようになりました。
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- 9.1弦側からもナットの密着を確認します。
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- 10.逆光を利用すると密着度の確認が効率的に行えます。
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- 11.ナットのサイドもこの段階で面取り加工しておきます。
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- 12.目視および指で触ってネック、フィンガーボードと段差のないことを確認しておきます。
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- 13.フレットの高さに合わせてケガキ線を入れます。
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- 14.ナット上部を切り取りました。
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- 15.ヘッド側に放物曲面を削り込んでいきます。
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- 16.ナットらしくなってきました。
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- 17.目標の弦溝位置を読みとります。(1弦と6弦の位置で他の弦の位置が決まります)
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- 18.弦溝位置を新しいナットに書き込みます。
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- 19.弦溝を専用のヤスリで彫り込んでいきます。
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- 20.弦高調整前のナットです。
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- 21.弦を張って弦高調整を行います。2フレットを指で押さえて1フレットと弦の隙間がギリギリに下がるまでナット高を下げます。
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- 22.ストリングリフターで弦を待避させて、ナット溝を徐々に下げていきます。
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- 23.ナット高調整前の弦溝です。
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- 24.弦高調整後のナット弦溝です。
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- 25.他の弦も同じ要領で調整しました。弦高調整後のナットです。
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- 26.ナットと弦の接触面積と角度を最適化することによってギターの音色は大きく変わります。
サドル溝再加工
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- 1.オリジナルブリッジです。サドル位置移動することでフレット音痴解消を行います。
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- 2.オリジナルサドル溝を埋木するためエボニー材を切り出しました。
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- 3.オリジナル・サドルスロットにぴったりはまるようになりました。
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- 4.ブリッジ上面より少し高く切り出し、削っていきます。
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- 5.埋木を終えました。
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- 6.サドル位置を書き写すためにマスキングテープを2重に貼りました。
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- 7.サウンドホールにチューナー、ブリッジにイントネーターを取り付けます。
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- 8.ピッチ調整を行い、イントネーターでサドル山位置を確認していきます。
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- 9.サドル山位置をマスキングテープに書き込んでいきます。
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- 10.弦高測定によって目標サドル高も記録しておきます
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- 11.溝位置とサドル山ピーク位置を別々に記録しておきます。
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- 12.サドル溝加工ジグを取り付けました。
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- 13.トリマの位置決めを行っています。
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- 14.サドル溝加工を行っています。
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- トリマでサドル溝再加工を行っている様子です。
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- 15.オリジナルよりも約1mmボトム側へサドル位置が移動しました。
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- 16.サドル作製工程へ移りましょう。
ピッチ調整~サドル作製
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- 1.サウンドホールにチューナー、サドル位置にイントネーターを取り付けました。
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- 2.すべてのフレットのピッチを確認していきます。ピッチがずれている場合は、イントネーターのサドルピーク位置を調整します。
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- 3.サドル山位置を書き写していきます。
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- 4.サドル溝に合わせてサドルスラブを切り出します。
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- 5.サドルの底はフラットファイルで平面をつけていきます。
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- 6.サドル溝にピッタリはまるように加工できました。
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- 7.サドルの端も溝にピッタリはまっていることを確認します。
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- 8.ピッチ調整時に確認したサドル高をサドルに書き込んでいきます。
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- 9.サドル高の切り出しを終えました。
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- 10.サドル上部にピーク位置を書き写します。
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- 11.サドルピーク位置を削りだしていきます。
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- 12.ブリッジピン穴加工を行います。まず、糸鋸で弦の導出口をサドル側へ引き寄せます。
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- 13.さらにミニルーターで弦の導出角度をつけていきます。
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- 14.ブリッジピン穴加工を終えました。
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- 15.サドルを取り付けました。
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- 16.完成したブリッジとサドルです。
ブレイシング剥がれリペア
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- 1.サウンドホールからボディ内を覗いています。
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- 2.向かってボディの右側内部の状態を確認しています。
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- 3.右側下から2番目です。
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- 4.右側一番下(奥)です。
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- 5.次に左側を確認していきます。
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- 6.上から2番目です。
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- 7.下から2番目のブレイシングです。
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- 8.左側一番下です。全てのブレイシングが浮いています。
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- 9.浮き部分をマスキングテープで保護した後、タイトボンドを乗せました。
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- 10.ナイフでボンドをブレイシング浮き部分に流し込んでいきます。
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- 11.テープを取り除いた後ジャッキで固定します。
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- 12.全てのブレイシングに同様のリペアを行います。
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- 13.ブレイシングはバックボードの強度を確保すると同時に音響特性を向上させる働きもあります。
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- 14.ブレイシングがバックボードに固着すると締まった音色になります。
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- 15.このまま固着を待ちましょう。
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- 16.ボディ外側からはクランプで固定しています。