HEADWAY HD-313
戻る京都府にお住まいのJ.M.さんからHEADWAY HD-313とMartin D-28のリペアご依頼をいただきました 弦周りのTUSQ化を行いました 両ギターのリペア後、J.M.さんからご感想をいただきました。
それにしてもヘッドウェイ・・・凄い良い音になって大満足です^^
J.M.さん、暖かいメッセージをいただき、ありがとうございました
今回の2本のリペアを通して、ギターの潜在能力を再認識させていただいた次第です
ギター製作者の想い入れは月日がたってから、このように伝わってくるのか、とも思いました
HD-313と共にJ.M.さんファミリーが素晴らしいギターライフを送られることをお祈りしております
この度は弊工房にギターリペアのご依頼をいただき、誠にありがとうございました
今後とも何卒よろしくお願い致します。
ナット交換
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- 1.当て木を当ててコンとたたくと・・・
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- 2.ナットが取り外せました。
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- 3.ナット溝をクリーニングしましょう。
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- 4.古い接着剤の跡を削り取っていきます。
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- 5.クリーニング完了したナット溝です。
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- 6.ネック幅に合わせてナットスラブを切り出します。
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- 7.フラットファイルを使ってナットの平面を削り出します。
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- 8.ナット溝にピッタリはまるようになりました。
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- 9.1弦側からもナットの密着を確認します。
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- 10.逆光を利用すると密着度の確認が効率的に行えます。
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- 11.ナットのサイドもこの段階で面取り加工しておきます。
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- 12.目視および指で触ってネック、フィンガーボードと段差のないことを確認しておきます。
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- 13.フレットの高さに合わせてケガキ線を入れます。
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- 14.ナット上部を切り取りました。
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- 15.ヘッド側に放物曲面を削り込んでいきます。
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- 16.ナットらしくなってきました。
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- 17.オリジナルナットから弦溝位置を読みとります。(1弦と6弦が右利き仕様とは逆です)
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- 18.弦溝位置を新しいナットに書き込みます。
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- 19.弦溝を専用のヤスリで彫り込んでいきます。
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- 20.弦高調整前のナットです。
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- 21.弦を張って弦高調整を行います。2フレットを指で押さえて1フレットと弦の隙間がギリギリに下がるまでナット高を下げます。
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- 22.ストリングリフターで弦を待避させて、ナット溝を徐々に下げていきます。
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- 23.1弦のナット高をギリギリまで下げました
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- 24.他の弦も同じ要領で調整しました。弦高調整後のナットです。
ピッチ調整~サドル作製
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- 1.ブリッジにイントネーター、サウンドホールにチューナーを取り付けました。
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- 2.すべてのフレットのピッチを確認していきます。ピッチがずれている場合は、イントネーターのサドルピーク位置を調整します
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- 3.サドルピーク位置と目標弦高を書き写しておきます
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- 4.サドル溝に合わせてサドルスラブを切り出します。
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- 5.サドルの底はフラットファイルで平面をつけていきます。
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- 6.サドル溝にピッタリはまるように加工できました。
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- 7.サドルの端も溝にピッタリはまっていることを確認します。
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- 8.ピッチ調整時に確認したサドル高をサドルに書き込んでいきます。
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- 9.サドル高のの切り出しを終えました。
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- 10.サドル上部にピーク位置を書き写します。
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- 11.サドルピーク位置を削りだしていきます。
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- 12.ブリッジピン穴加工を行います。まず糸鋸で弦の導出口をサドル側へ引き寄せます。
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- 13.糸鋸加工を終えたブリッジピン穴です。
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- 14.さらにミニルーターで弦の導出角度を付けていきます。
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- 15.ブリッジピン穴加工を終えました。
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- 16.完成したオフセットサドルとブリッジです。